コロナウィルスで非日常の様相を呈してきました。
連日、コロナウィルスによる感染者が増え続けています。
工場も次々に生産をやめ、飲食店も閉まり、、、
このような大きな混乱で思い出すのは、東日本大震災です。
東日本大震災の時、私は長野県の総合病院にいました。
震災発生後、県内の大きな病院から医師や看護師を集め災害派遣医療チームが結成することになりました。
活動内容は、数日間ずつ交代で被災地に行き現地に寝泊まりし診療を行うというものでした。
その頃私は、医師になって4年、若い新米医師でした。
やる気だけは人一倍あった頃というのもあり、災害派遣医療チームに参加する医師の公募が始まった際、私は真っ先に手をあげました。
上司や同僚の医師からは、『危ないから、やめなさい。男性医師にまかせておいたほうがいい。』とかなり止められましたが、私は医師としてこんな経験をできることは二度とないと思い、反対する上司を説得しチームのメンバーにしてもらいました。
今自分が被災地に行っても何もできないかもしれないけど、きっとこの経験は次の大災害の時に役立つ!そう確信していました。
続く。。。
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