子宮頸がんは、年間約1,100人が罹患し、約2,800人が亡くなられています。
子宮頸がんワクチンは、存在しているのですが日本では、過去に定期接種になったころ、接種後にひどい倦怠感や疼痛など健康被害の訴えがあり、ワクチンとの因果関係はわからないまま厚生労働省が推奨を止めた経緯があります。
その影響で日本での接種率はかなり低くなり、子宮頸がんを発症し亡くなる患者さんは年々増加しています。
世界の先進国では、積極的に接種している国が多く子宮頸がんの患者数は激減し、ワクチンの有効性は確かなものとなっています。
 
そのような状況を受け、この10月に厚生労働省審議会にて、子宮頸がんワクチンの積極的接種の推奨が決定されました。
主な理由としては、次の二つです。
①子宮頸がんワクチン接種後に生じた多様な症状とワクチンの関連性についてのエビデンスは認められていない。
②海外の大規模調査で子宮頸がんワクチンの予防効果が明らかである。
 
なお、厚生労働省は、積極的な勧奨を中止している間に接種機会を逃した1997~2005年度生まれの女性に対し3年間は無料で接種できる機会を設けることも決めたようです。
具体的には2022年4月からとのことです。


当院も、子宮頸がんワクチンの接種を積極的に推奨していきます。

子宮頸がんワクチンは定期接種であり、小学6年生から高校1年生まで女子が無料接種の対象となっています。

ワクチンは、3回接種となりますのでその接種間隔を考慮すると高校1年生の9月までに接種を開始しないと3回分すべて無料接種できなくなります。
 
 定期接種ワクチンとされているものは、4価のワクチンです。
4価とは、子宮頸がんの原因ヒトパピローマウイルスの4タイプに効果を発揮するワクチンです。
定期接種ワクチンになってはいませんが、9価のワクチンが存在しています。
こちらは、自費で3回接種となり、高額になります。
ご希望の方は、当院へご相談ください。
 
子宮頸がん定期ワクチン接種をご希望される場合
①予め、WEB予約をしてください。
②当日の持参物:母子手帳、予診票
※予診票は、保健センターにございますのでそちらでもらってください。
※ご参考:https://www.shikyukeigan-yobo.jp/