top of page
  子宮頸がんは、年間約1,100人が罹患し、約2,800人が亡くなられています。
子宮頸がんワクチンは、過去に接種後にひどい倦怠感や疼痛など健康被害の訴えがあり、ワクチンとの因果関係はわからないまま厚生労働省が推奨を止めた経緯があります。
その影響で日本での接種率はかなり低くなり、子宮頸がんを発症し亡くなる患者さんは年々増加しています。
世界の先進国では、積極的に接種している国が多く子宮頸がんの患者数は激減し、ワクチンの有効性は確かなものとなっています。
 そのような状況を受け、2022年4月から子宮頸がんワクチンの積極的接種が推奨されています。
主な理由としては、次の二つです。
①子宮頸がんワクチン接種後に生じた多様な症状とワクチンの関連性についてのエビデンスは認められていない。
②海外の大規模調査で子宮頸がんワクチンの予防効果が明らかである。

New!2023年4月から、子宮頸がんワクチンに新たな選択肢が増えました!
今まで子宮頸がんワクチンは主にガーダシル(4価)というワクチンを使用していましたが、
2023年4月からシルガード9(9価)のワクチンが公費で接種できるようになりました。
子宮頸がんの予防効果はガーダシル(4価)50~70%、
シルガード9(9価)は80~90%
の効果が期待されます。

9価とは、子宮頸がんの原因ヒトパピローマウイルスの9タイプに効果を発揮するワクチンです。

シルガード9
公費の対象:小学6年生から高校1年生までの女児 または キャッチアップ対象年齢の方
接種スケジュール:2回(標準) または 3回接種
*1回目の接種が15歳未満→合計2回

*1回目の接種が15歳以上→合計3回

子宮頸がん定期ワクチン接種をご希望される場合
①当院HPからWEB予約をしてください。
②当日の持参物:母子手帳、予診票
※予診票は、保健センターまたは当院にございます。










 
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんワクチン接種間隔
bottom of page